- 乃木坂46の次回新メンバーオーディションを受けようとしている人のうち、
- 「芸能活動の経験なんて全然ないんだけど、私なんかが応募しても大丈夫かな…?」と不安になっている人に、
- 加入前に芸能活動の経験がなくても活躍した先輩メンバーはたくさんいるよ!!だから大丈夫だよ!!
ってことを伝える記事です。

芸能活動の経験がなくても新メンバーオーディションに応募できる!
(>_<)「モデルとかアイドルとか子役とか、芸能界で活動した経験がある子が有利なんじゃない?」
(>_<)「芸能活動を全く経験したことないのにオーディションを受けるなんておかしい?」
これまで芸能界とは無縁の世界で生きてきた人だと、↑こんな不安を抱えてもおかしくありません。
もちろん、オーディション審査の基準は外部の人間には分からないので、
「芸能活動の経験はオーディションの合否に全く影響しない!」
と断言するのは難しいです。
でも、これまで乃木坂46に加入したメンバーの歴史を知れば、
「芸能経験があってもなくて乃木坂46で活躍できる!だから気にしなくていい!」
ということは分かってもらえると思います。
そう考える理由をまとめます。
加入前に芸能活動の経験があったけど、なかなか選抜に入れなかった1期生もいる
加入前に芸能活動の経験があったのに、乃木坂46加入後は伸び悩んだ
という厳しい現実と戦った1期生がいます。
これから書く内容は乃木坂46の歴史をまとめたドキュメンタリー本『乃木坂46物語』の第19章などを読んでもらうとよ~~~く分かるのですが、簡単に紹介しておきます。
※第19章はアンダー経験の多いメンバーの苦悩にスポットを当てた内容になっています。
1期生の中で、乃木坂46のオーディションを受けた時すでに芸能活動をしていたメンバーが何人かいます。
ここでは以下の4人を紹介します。
- 能條愛未(のうじょう あみ)
小学校に入る前から女優を目指していて、アイドルグループでのセンター経験もあった。
【出典】乃木坂46物語 第19章 - 川後陽菜(かわご ひな)
地元福岡で、能條愛未と同じアイドルグループで活動していた。
【出典】イジリーチャンネル(YouTube) 川後Pと乃木坂46時代のエピソードトーク1問目が盛り上がりすぎて!?【初コラボ】 - 衛藤美彩(えとう みさ)
地元大分ではアイドルグループで活動し、2011年に上京して初めて受けたオーディション「ミスマガジン」ではグランプリを受賞。
【出典】乃木坂46物語 第7章、第19章 / ミスマガジン:グランプリは18歳・衛藤美彩さん – MANTANWEB(まんたんウェブ) (mantan-web.jp) - 斎藤ちはる(さいとう ちはる)
子役でデビューしており、CMにも出演経験がある。
【出典】NOGIBINGO!
「アイドルグループ」「センター経験」「グランプリ」「CM出演」などを経験しているので、他の1期生よりも一歩リードして乃木坂46に加入したように見えます。
しかし、卒業するまでのこの4人の選抜状況(特に10thまで)を見るとそれぞれ苦労していた様子が分かります。
シングル | 能條愛未 | 川後陽菜 | 衛藤美彩 | 斎藤ちはる |
---|---|---|---|---|
1st | 選抜 | アンダー | アンダー | アンダー |
2nd | アンダー | アンダー | アンダー | アンダー |
3rd | アンダー | アンダー | アンダー | アンダー |
4th | 選抜 | アンダー | アンダー | アンダー |
5th | アンダー | アンダー | アンダー | アンダー |
6th | アンダー | アンダー | アンダー | アンダー |
7th | アンダー | 選抜 | 選抜 | アンダー |
8th | アンダー | アンダー | アンダー | アンダー |
9th | アンダー | アンダー | 選抜 | アンダー |
10th | アンダー | アンダー | 選抜 | 選抜 |
11th以降 | アンダーが続き、 22thで卒業 | アンダーが続き、 22thで卒業 | 選抜が続き、 22thで卒業 | アンダーが続き、 20thで卒業 |
9thシングル以降で選抜メンバーに定着した衛藤美彩ですら、初期はアンダーが続いていたんですね。

画像:衛藤美彩写真集 話を聞こうか。 | LUCKMAN |本 | 通販 | Amazonより
「アンダーだから活躍していない」なんてことはありません。
選抜だろうとアンダーだろうと乃木坂46のメンバーで、みんなそれぞれの場所で活躍しています。
ただ、選抜に入れなくてこの4人がたくさん悔しい思いをしてきたのは確かだと思います。
実際に、アンダーが活動する場所がまだ少なかった当時のメンバーの苦悩は『乃木坂46物語』の第19章でくわしく語られています。
加入前に芸能活動の経験があったからといって、乃木坂46に入った後の活躍が約束されているわけではないことは分かってもらえたかと思います。
1期生の選抜常連メンバーは加入前の芸能経験なし
芸能活動の経験があって乃木坂46に加入したけど、たくさん悔しい思いをしたであろうメンバーの話をしました。
それとは逆に、芸能活動をしてこなかったのに選抜常連組になったメンバーがいます。
「1stシングルから卒業するまで選抜に入り続けた1期生メンバー」
とします。
生駒里奈は乃木坂46の初代センターで、卒業までに6回センターに立った
選抜回数 | 20回連続 |
センター回数 | 6回 |
写真集発売 | あり |
乃木坂46の初代センターで、1st~5thまで5回連続でセンターに立った生駒里奈。
12th『太陽ノック』も含めると卒業するまでに6回センターを経験し、しかも6回すべて単独のセンター※です。
※29thシングルまでで最多記録。もしかしたら今後誰にも破られないかも。
乃木坂46に加入する前にダンスは習っていたようですが、芸能活動をしていたという情報はありません。
【出典】乃木坂46物語 第2章

桜井玲香は初代キャプテンで24thまで選抜入り
選抜回数 | 24回連続 |
センター回数 | なし |
写真集発売 | あり (2冊) |
乃木坂46の初代キャプテンで、24thまで選抜に入り続けた桜井玲香。
歌、ダンス、演技、ルックスの全方面に隙がない完璧なアイドルに見えて、ちょっとドジで天然な一面もあり『ポンコツキャプテン』としてメンバーからもファンからも愛されました。
乃木坂46加入前は、女優への第一歩としてオーディションを受けた経験があります。
【出典】乃木坂46物語 第1章
しかし結果は不合格で、芸能活動をしていたという情報はありません。

白石麻衣は25thシングルまで選抜入り、単独センターも3回
選抜回数 | 25回連続 |
センター回数 | 5回 (単独3回) |
写真集発売 | あり (3冊) |
卒業するまで選抜に入り続け、しかも25thシングルまで全て福神入りという輝かしい記録を持つ白石麻衣。
おそらく、この記録は今後誰にも破られないでしょう。
2nd写真集『パスポート』の大ヒットはもはや説明不要でしょう!
乃木坂46加入前に音楽系の専門学校には通っていたことは本人から語られていますが、芸能活動をしていた情報はありません。
【出典】乃木坂46物語 第1章

西野七瀬は22thシングルまで選抜入り、単独センター4回
選抜回数 | 22回連続 |
センター回数 | 7回 (単独4回) |
写真集発売 (フォトブック含む) | あり (3冊) |
Wセンターを含めた回数なら、最も多くセンターに立っている西野七瀬。
白石麻衣と2人で、乃木坂46の一つの時代を築いた印象があります。
乃木坂46加入前に原宿でスカウトされた経験は映画で紹介されていましたが、芸能活動をしていた情報はありません。
【出典】悲しみの忘れ方

高山一実は28thまで連続選抜入りでグループ史上最多
選抜回数 | 28回連続 (史上最多) |
センター回数 | なし |
写真集発売 | あり(2冊) |
高山一実は卒業するまで28回も連続で選抜に入り続けました。
この記録を破るメンバーは今後現れないでしょう。
乃木坂46のオーディションに応募する前、他のアイドルグループのオーディションを受けたことを在籍当時のブログで告白していますが、書類審査で落ちていたそうです。
【出典】道重さゆみさんへの 感謝。 | 乃木坂46 高山一実 公式ブログ (nogizaka46.com)

橋本奈々未は16th『サヨナラの意味』で卒業するまで連続選抜入り
選抜回数 | 16回連続 |
センター回数 | 1回 |
写真集発売 | あり(2冊) |
卒業するまで福神に入り続けた1期生は、白石麻衣と橋本奈々未だけです。
今や乃木坂46の代表曲となった16thシングル『サヨナラの意味』のオリジナルセンターが橋本奈々未だったのはご存知でしょうか。
乃木坂46加入前にカットモデルをしていた情報はありますが、芸能活動をしていた情報はありません。

松村沙友理は27thシングルまで選抜入り
選抜回数 | 27回連続 |
センター回数 | なし |
写真集発売 | あり(2冊) |
『さゆりんご』の愛称で親しまれた松村沙友理は27回連続で選抜に入っています。
この記録は、高山一実に次いで史上2位です。
乃木坂46の中で軍団を作る、というシステムを始めたのも松村沙友理です。
乃木坂46加入前にオーディションを受けた経験や芸能活動をしていた情報はありません。

以上、1期生で選抜に入り続けたメンバーと、乃木坂46に加入する前の芸能活動経験をまとめました。
他のアイドルグループなどのオーディションや、女優オーディションを受けた経験を持つメンバーもたしかにいます(高山一実や桜井玲香)。
それでも、乃木坂46加入前に芸能活動をしてきたメンバーは1期生の選抜常連組には1人もいないんですね。
これは
「加入前に芸能活動の経験がなくても乃木坂46で活躍できる」
という一つの証明になると思います。
3期生以降で、選抜に”ほぼ”常連のメンバー
2016年に加入した3期生以降のメンバーで、加入前に芸能活動を経験していなくても選抜に”ほぼ”入り続けているメンバーを紹介します。
「加入後の全シングルに参加し、一度もアンダーを経験していないメンバー」
とします。
3期生 与田祐希は加入していきなりWセンターに立ち、モデルとしても活躍
ダンスは習っていてアイドルにも興味はあったが、芸能活動をしていた経験は無し。
(島で暮らしていたので芸能活動をする機会もなかったと思います)

画像引用元:bis(ビス) 2022年 05 月号 [雑誌] | |本 | 通販 – Amazon.co.jp
4期生 遠藤さくらは加入していきなり単独センターに立ち、連続で選抜入り
乃木坂46が好きだったが、加入前に芸能活動をしていた情報は無し。

画像引用元:non-no (ノンノ) 2022年 2月号 表紙: 渡邉理佐、佐々木美玲、遠藤さくら | |本 | 通販 | Amazon
4期生 賀喜遥香は遠藤さくらと共に選抜に入り続けており、4期生で初めて写真集を発売
かっきーのニックネームでファンからもメンバーからも愛されてる賀喜遥香。
乃木坂46に加入前から山下美月に憧れていたそうですが、芸能活動をしていた情報はありません。

画像引用元:乃木坂46賀喜遥香 1st写真集 まっさら | 賀喜 遥香, 菊地 泰久 |本 | 通販 | Amazon
芸能活動の経験がなくてもオーディションにチャレンジしてほしい!
ここまで紹介した先輩メンバーは、芸能活動の経験がなくてもそれぞれの個性を発揮して乃木坂46の選抜メンバーとして活躍してきました。
なので「これまで芸能界とは無縁の世界で生きてきた」という人も、怖がらずに乃木坂46の新メンバーオーディションに応募してみてほしいです!
5期生オーディションの特設サイトから、実際の応募画面を見てみました。
すると、以下の項目は入力必須でした。
「プロダクション・劇団等に所属した事がある方は、所属先名と期間を記入してください (※ない方は”なし”と記入してください)」
ただし入力必須だからといって、芸能活動がなくても不利になるわけではありません。
経験がなければ自信を持って”なし”と書けばOKです!!

もしもオーディション会場で「私は芸能界で活動した経験がある」とマウントを取ってくるような応募者がいたら、皆さんの大先輩にあたる1期生の選抜常連組の活躍を思い出して心を落ち着けてください。
それに、審査員はこれまで何万人という応募者を見てきたプロです。
人を見下すような性格の悪い応募者は審査員が見抜いてくれると信じて、
「(あぁ、この子は落ちるだろうな…)」
と心の中で思っておけばOKです!
▼乃木坂46の新メンバーオーディション全般に関する内容は別記事で解説しています。「何から調べればいいか分からない!」という人はとりあえずこの記事からどうぞ!!
【応募するかどうかの不安】
【審査の不安】
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- 緊張も失敗も当たり前!乃木坂46オーディション合格者が歌唱審査でやらかした失敗談
- ダンスが出来ない人でも乃木坂46オーディションに向けて準備しておけること
- 乃木坂46のオーディションを受けるなら体重はどう気を付けたらいい?
【合格した後の不安】
「乃木坂46のオーディションを受けようと思っているけど、グループの歴史をそこまで知らない…」という人は参考にしてみてください!
▼乃木坂46公式のドキュメンタリー本
▼乃木坂46のドキュメンタリー映画第一弾
▼乃木坂46のドキュメンタリー映画第二弾
自己紹介です。
(ちょうどその年に5期生オーディションも開催されたので、半年で30,000回くらい見てもらえました)
※オーディションに関する記事は以下で一覧になってます。
▶munio-blog→カテゴリ→オーディション