- 乃木坂46の次回新メンバーオーディションを受けようとしている人のうち、
- 「芸能活動の経験なんて全然ないんだけど、私なんかが応募しても大丈夫かな…?」と不安になっている人に、
- 加入前に芸能活動の経験がなくても活躍した先輩メンバーはたくさんいるから大丈夫!!
自己紹介です。
- 2015年に乃木坂46のファンになり、2020年にファンブログを開設。
- ブログでいろんなことを書いてきたけど「大好きな乃木坂46の未来を左右する新メンバーオーディションに、何らかの形で関わりたい!!」と決めて、2021年にオーディション応募者を応援する記事を書いた。
- 2021年には5期生オーディションが開催されたので、応援記事は半年で30,000回くらい見てもらえました!ありがとうございます!
- これまでの乃木坂46のファンをしてきた中で見てきたテレビ、ラジオ、雑誌などからオーディション応募者の皆さんの不安を軽くする情報や知っておいて欲しい情報を提供します。
芸能活動の経験がなくても新メンバーオーディションに応募できる!
乃木坂46の新メンバーオーディションを受けようとしている人の中には、芸能活動の経験を持ってる人もいるかもしれません。
ただ、大半の人は芸能界とは無縁の世界で生きてきた一般人だと思います。
芸能活動を全く経験したことないのにオーディションを受けるなんておかしい?
芸能界で活動した経験を持ってる子がオーディションでも有利なんじゃない?
↑だから、こんな悩みを抱えているかもしれません。
もちろん、オーディション審査の基準は私のような外部の人間には分からないので、
「芸能活動の経験はオーディションの合否に全く影響しない」
と断言するのは難しいです。
でも、これまで乃木坂46に加入したメンバーの歴史を知れば、
芸能経験があってもなくても、乃木坂46で活躍できる!
と分かってもらえると思います。
そう考える理由をまとめます。
加入前に芸能活動の経験があったけど、なかなか選抜に入れなかった1期生
乃木坂46の1期生の中には、
加入前に芸能活動の経験があったのに、乃木坂46加入後は伸び悩んだ
というメンバーが何人かいます。
これから書く内容は乃木坂46の歴史をまとめたドキュメンタリー本『乃木坂46物語』の第19章などを読んでもらうとよ~~~く分かるのですが、簡単に紹介しておきます。
※第19章はアンダー経験の多いメンバーの苦悩にスポットを当てた内容になっています。
1期生の中で、乃木坂46のオーディションを受けた時すでに芸能活動をしていたメンバーが何人かいます。
ここでは以下の4人を紹介します。
- 能條愛未(のうじょう あみ)
小学校に入る前から女優を目指していて、アイドルグループでのセンター経験もあった。
【出典】乃木坂46物語 第19章 - 川後陽菜(かわご ひな)
地元福岡で、能條愛未と同じアイドルグループで活動していた。
【出典】イジリーチャンネル(YouTube) 川後Pと乃木坂46時代のエピソードトーク1問目が盛り上がりすぎて!?【初コラボ】 - 衛藤美彩(えとう みさ)
地元大分ではアイドルグループで活動し、2011年に上京して初めて受けたオーディション「ミスマガジン」ではグランプリを受賞。
【出典】乃木坂46物語 第7章、第19章 / ミスマガジン:グランプリは18歳・衛藤美彩さん – MANTANWEB(まんたんウェブ) (mantan-web.jp) - 斎藤ちはる(さいとう ちはる)
子役デビューしており、CMにも出演経験がある。
【出典】NOGIBINGO!
「センター経験」「アイドルグループ」「グランプリ」「子役デビュー」「CM出演」などなど、華やかなキーワードが並んでいますよね。この経歴から考えると、他の1期生よりも一歩リードして乃木坂46に加入したように見えます。
しかし、卒業するまでのこの4人の選抜状況(特に10thまで)を見るとそれぞれ苦労していた様子が分かります。
シングル | 能條愛未 | 川後陽菜 | 衛藤美彩 | 斎藤ちはる |
---|---|---|---|---|
1st | 選抜 | アンダー | アンダー | アンダー |
2nd | アンダー | アンダー | アンダー | アンダー |
3rd | アンダー | アンダー | アンダー | アンダー |
4th | 選抜 | アンダー | アンダー | アンダー |
5th | アンダー | アンダー | アンダー | アンダー |
6th | アンダー | アンダー | アンダー | アンダー |
7th | アンダー | 選抜 | 選抜 | アンダー |
8th | アンダー | アンダー | アンダー | アンダー |
9th | アンダー | アンダー | 選抜 | アンダー |
10th | アンダー | アンダー | 選抜 | 選抜 |
11th以降 | アンダーが続き、 22thで卒業 | アンダーが続き、 22thで卒業 | 選抜が続き、 22thで卒業 | アンダーが続き、 20thで卒業 |
9thシングル以降で選抜メンバーに定着した衛藤美彩ですら、初期はアンダーが続いていたんです。
「アンダーだから活躍していない」わけではありません。
選抜だろうとアンダーだろうと乃木坂46のメンバーで、みんなそれぞれの場所で活躍しています。
ただ、選抜に入れなくてこの4人がたくさん悔しい思いをしてきたのは確かだと思います。
実際に、アンダーが活動する場所がまだ少なかった当時のメンバーの苦悩は『乃木坂46物語』の第19章でくわしく語られています。
加入前に芸能活動の経験があったからといって、乃木坂46に入った後の活躍が約束されているわけではないことは分かってもらえたかと思います。
1期生の選抜常連メンバーは加入前の芸能経験なし
ここまでは、
芸能活動の経験があって乃木坂46に加入したけど、特に初期は苦労が多かったと思われるメンバー
の話をしました。
それとは逆に、加入前に芸能界での経験がなかったのに選抜常連組になった1期生メンバーがいます。
ここでは“選抜常連組”を「1stシングルから卒業するまで選抜に入り続けた1期生メンバー」とします。
一人ずつ、簡単に紹介していきます。
生駒里奈は乃木坂46の初代センターで、卒業まで6回のセンター経験あり
生駒里奈の活躍
選抜回数 | 20回連続 |
センター回数 | 6回 |
写真集発売 | あり |
乃木坂46の初代センターで、1st~5thまで5回連続でセンターに立った生駒里奈。
12th『太陽ノック』も含めると卒業するまでに6回センターを経験し、しかも6回すべて単独のセンター※です。
※もしかしたら今後誰にも破られないかもしれません。西野七瀬と齋藤飛鳥でも4回、白石麻衣でも3回です。
生駒里奈は乃木坂46に加入する前にダンスは習っていたようですが、芸能活動をしていたという情報はありません。
【出典】乃木坂46物語 第2章
桜井玲香は初代キャプテンで24thまで選抜入り
桜井玲香の活躍
選抜回数 | 24回連続 |
センター回数 | なし |
写真集発売 | あり (2冊) |
桜井玲香は乃木坂46の初代キャプテンで、24thまで選抜に入り続けました。
歌、ダンス、演技、ルックスの全方面に隙がない完璧なアイドルに見えて、ちょっとドジで天然な一面もあり『ポンコツキャプテン』としてメンバーからもファンからも愛されました。
桜井玲香は、乃木坂46加入前に女優への第一歩としてオーディションを受けた経験があります。
【出典】乃木坂46物語 第1章
しかし結果は不合格だったため、芸能活動をしていたという情報はありません。
白石麻衣は25thシングルまで選抜入り、単独センターも3回
白石麻衣の活躍
選抜回数 | 25回連続 |
センター回数 | 5回 (単独3回) |
写真集発売 | あり (3冊) |
白石麻衣は卒業するまで選抜に入り続け、しかも25thシングルまで全て福神入りという輝かしい記録を持っています。
※福神とは、選抜メンバーの中でも特に良いポジションにいるメンバー
おそらく、この25シングル連続の福神入り記録は今後誰にも破られないでしょう。それほど難しい記録です。
白石麻衣といえば、2nd写真集『パスポート』の大ヒットも有名でしょう。累計発行部数は50万部を超えています。
乃木坂46白石麻衣写真集、50万部突破 売上歴代1位の“写真集女王”に<パスポート>
白石麻衣は、乃木坂46加入前に音楽系の専門学校には通っていたと本人が語っています。ただ、芸能活動をしていた情報はありません。
【出典】乃木坂46物語 第1章
西野七瀬は22thシングルまで選抜入り、単独センター4回
西野七瀬の活躍
選抜回数 | 22回連続 |
センター回数 | 7回 (単独4回) |
写真集発売 (フォトブック含む) | あり (3冊) |
西野七瀬は、Wセンターを含めた回数なら最も多くセンターに立っています。
白石麻衣と2人で、乃木坂46の一つの時代を築いたメンバーだと言えます。
西野七瀬は、乃木坂46加入前にお母さんと一緒に原宿を歩いていた時にスカウトされたことがある映画で紹介されていました。ただ、芸能活動をしていた情報はありません。
【出典】悲しみの忘れ方
高山一実は28thまで連続選抜入りでグループ史上最多
高山一実の活躍
選抜回数 | 28回連続 (史上最多) |
センター回数 | なし |
写真集発売 | あり(2冊) |
高山一実は卒業するまで28回も連続で選抜に入り続けました。
選抜曲でのセンター経験こそないものの、この連続選抜入り回数は乃木坂46史上最多です。
まず間違いなく、今後誰にも破られないでしょう。
高山一実は乃木坂46のオーディションに応募する前、モーニング娘。のオーディションを受けていました。在籍当時のブログで告白していますし、卒業後のテレビ番組でも話しています。
ただし結果は書類落ちだったので、芸能活動をしていた情報はありません。
橋本奈々未は16th『サヨナラの意味』で卒業するまで連続選抜入り
橋本奈々未の活躍
選抜回数 | 16回連続 |
センター回数 | 1回 |
写真集発売 | あり(2冊) |
橋本奈々未は、1stシングルから卒業するまでずっと福神に入り続けた1期生です。この記録を持つのは、橋本奈々未以外に白石麻衣だけです。
今や乃木坂46の代表曲となった16thシングル『サヨナラの意味』のオリジナルセンターが橋本奈々未だったのはご存知でしょうか。
橋本奈々未は乃木坂46加入前にカットモデルをしていた情報はありますが、芸能活動をしていなかったようです。
松村沙友理は27thシングルまで選抜入り
松村沙友理の活躍
選抜回数 | 27回連続 |
センター回数 | なし |
写真集発売 | あり(2冊) |
『さゆりんご』の愛称で親しまれた松村沙友理は、1stシングルから27回連続で選抜に入っています。
この連続選抜入り回数の記録は、高山一実に次いで乃木坂46史上2位です。
それ以外にも松村沙友理は、「さゆりんご軍団」というグループ内ユニットを作りました。このプロデュース力も注目すべき活躍です。
松村沙友理も他の選抜常連組の1期生と同じく、乃木坂46加入前にオーディションを受けた経験や芸能活動をしていた情報はありません。
まとめ:1期生の選抜常連組は加入前の芸能経験がなくても十分な活躍をした
以上、1期生で選抜に入り続けたメンバーと、乃木坂46に加入する前の芸能活動経験をまとめました。
中には、他のアイドルグループなどのオーディションや、女優オーディションを受けた経験を持つメンバーもたしかにいます。高山一実や桜井玲香がそうですね。
それでも、1期生の選抜常連組の中には乃木坂46加入前に芸能活動をしていたメンバーは1人もいないんですね。
これは
加入前に芸能活動の経験がなくても、乃木坂46で活躍できる
という一つの証明になると思います。
芸能活動の経験がないことを劣等感に感じている人は、ここで紹介した1期生の活躍を思い出してください!
乃木坂46になる前はみんな一般人だったんです!
3期生以降で、選抜に”ほぼ”常連のメンバー
1期生以外にも紹介しておきましょう。
2016年に加入した3期生以降のメンバーで、加入前に芸能活動を経験していなくても選抜に”ほぼ”入り続けているメンバーを紹介します。
選抜に”ほぼ”入り続けているメンバーとは、
「乃木坂46加入後の全シングルに参加し、一度もアンダーを経験していないメンバー」
とします。(執筆時点)
3期生 与田祐希は加入していきなりWセンターに立ち、モデルとしても活躍
3期生の与田祐希は元々ダンスを習っていてアイドルにも興味はあったそうです。でも、芸能活動をしていた情報はありません。
オーディションに合格して上京するまで福岡の志賀島で暮らしていたので、芸能活動をする機会もなかったはず。
4期生 遠藤さくらは加入していきなり単独センターに立ち、連続で選抜入り
4期生の遠藤さくらは乃木坂46が好きだったそうですが、加入前に芸能活動をしていた情報はありません。
それでも、24thシングルでいきなりセンターに選ばれて、それ以来選抜に入り続けています。
4期生 賀喜遥香は遠藤さくらと共に選抜に入り続けており、4期生で初めて写真集を発売
かっきーのニックネームでファンからもメンバーからも愛されてる賀喜遥香。
乃木坂46に加入する前から3期生の山下美月に憧れていたそうですが、芸能活動をしていた情報はありません。
賀喜遥香は同期と遠藤さくらと同じく、24thシングル以来ずっと選抜に入り続けています。
また、4期生で初めて写真集を発売しました。
芸能活動の経験がなくてもオーディションにチャレンジしてほしい!
当記事で紹介した先輩メンバーは、加入前に芸能活動の経験がなくてもそれぞれの個性を発揮して乃木坂46の選抜メンバーとして活躍してきました。
なので「これまで芸能界とは無縁の世界で生きてきた」という人も、怖がらずに乃木坂46の新メンバーオーディションに応募してみてほしいです!
【2021年7月19日追記】プロダクションや劇団に所属した経験の有無は入力必須
5期生オーディションの特設サイトから、実際の応募画面を見てみました。
すると、以下の項目は入力必須でした。
「プロダクション・劇団等に所属した事がある方は、所属先名と期間を記入してください (※ない方は”なし”と記入してください)」
5期生オーディションの特設サイト
ただし入力必須だからといって、芸能活動がなくても不利になるわけではないでしょう。
経験がなければ正直に”なし”と書けばOKです!!
芸能活動経験でマウントを取ってくる応募者がいたら
もしもあなたが乃木坂46の新メンバーオーディションを受けた場合、もしかしたら審査会場で「私は芸能界で活動した経験がある」とマウントを取ってくるような応募者と会うかもしれません。そのせいで、あなたが劣等感を感じたり嫌な思いをしたりするかもしれません。
そんなときは、皆さんの大先輩にあたる1期生の選抜常連組の活躍を思い出して心を落ち着けてください。
芸能活動があるからって合格するわけではないんです。
選抜常連組だった白石麻衣も西野七瀬も、乃木坂46に加入する前は一般人でした。
それに、審査員はこれまで何万人という応募者を見てきました。
審査員は人を見抜くプロですよ
他の応募者にマウントを取るような性格の悪い応募者は審査員が見抜いてくれると信じて、
こういう子は落ちると思うなぁ…
と心の中で思っておけばOKです!
以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。
当ブログでは、乃木坂46の次回新メンバーオーディションを受けるかもしれない人を応援しています!
▼乃木坂46の新メンバーオーディション全般に関する記事の紹介
「オーディションに興味があるけど何から調べればいいか分からない!」という人はとりあえずこの記事からどうぞ!!
▼不安別の記事の紹介(気になる記事からどうぞ!)
▼記事に載っていない内容で不安なことがあれば
不安別の記事の下のほうにコメント欄を設置してあるので、そちらから入力してください。記事上でのやり取りで回答させてもらいます。
2015年から乃木坂46のファンをやっている知識と経験を総動員して、できる限りお力になれるようコメントを返信させてもらいます!
▼乃木坂46の歴史を効率よく知れる本や映像作品
- 昔からの乃木坂46ファンってわけじゃないから、グループの歴史をあんまり知らない
- 乃木坂46の歴史の中でこれまでどんな出来事があったか知るにはどうしたらいいの?
「じっくり読んで乃木坂46のこれまでを知りたい」ならドキュメンタリー本、「映像を見て短時間でざっと知りたい」ならドキュメンタリー映画をおすすめします。
乃木坂46公式のドキュメンタリー本 第1弾
『乃木坂46物語』では、2011年〜2015年の歴史を振り返っています。出来事としては1期生オーディションから紅白歌合戦初出場くらいまでなので、グループ初期にメンバーが感じた苦労や裏話を知れます。
※掲載メンバーは1期生と2期生のみ
乃木坂46公式のドキュメンタリー本 第2弾
6期生オーディションを受ける人には、第2弾ドキュメンタリー本『10年の歩き方』のほうがオススメです。
皆さんの先輩になるかもしれない3期生〜5期生がオーディションを受けた理由や、オーディション当時の思い出が掲載されています。
乃木坂46のドキュメンタリー映画第1弾
2015年に公開された映画なので、ドキュメンタリー本の『乃木坂46』とほぼ同じ期間の歴史を知れます。
乃木坂46のドキュメンタリー映画第2弾
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